【宇宙開発】インド、PSLV-C48の打ち上げ成功。小型SAR衛星1号機「イザナギ」搭載[12/12]

12/12(木) 16:52配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191212-00010003-sorae_jp-sctch
https://www.isro.gov.in/launcher/pslv-c48-risat-2br1
サティシュ・ダワン宇宙センターから打ち上げられた「PSLV-C48」
https://lpt.c.yimg.jp/im_siggZ2Bn3kcLnvY6KAdplAMogA---x900-y599-q90-exp3h-pril/amd/20191212-00010003-sorae_jp-000-view.jpg

インド宇宙研究機関(ISRO)は12月11日18時55分(日本時間)、サティシュ・ダワン宇宙センターからPSLV-C48の打ち上げを実施しました。

PSLV-C48には、インドの「RISAT-2BR1」や日本の「QPS-SAR-1(イザナギ)」の他に、イスラエルの「Duchifat-3」、イタリアの「Tyvak-0092」、アメリカの「Tyvak-0129」「1HOPSAT」「Lemur-2(4機)」の計10個の人工衛星を搭載。

打ち上げから16分23秒後にインドの「RISAT-2BR1」を高度576kmの軌道に投入。続く「イザナギ」を含む9個の人工衛星を無事に軌道に投入し、打ち上げミッションは成功しました。

なお、軌道投入後の「イザナギ」は、アンテナを展開し数ヶ月かけてシステムの調整を行います。そして、初データは九州上空で撮影する予定となっています。

sorae編集部