【国際】日韓外相が10分間立ち話

輸出規制の局長級協議「喜ばしい」 日韓外相が立ち話

太田成美、ソウル=武田肇 2019年12月16日11時00分

 茂木敏充外相は15日夜(日本時間16日早朝)、スペイン・マドリードで開かれたアジア欧州会議外相会合に際し、韓国の康京和外相と約10分、立ち話をした。日本の外務省によると、両外相は日本の対韓輸出規制を巡る日韓の局長級協議の開催を「喜ばしい」と歓迎し、北朝鮮問題で緊密に連携することで一致した。両外相は当初は会談する方針だったが、日程の調整がつかなかったという。

 韓国外交省によると、康氏は輸出管理をめぐる対話が日本の輸出規制の早期撤回につながる必要性について提起したという。

 日韓両政府は24日に中国・成都で開かれる日中韓首脳会談の際に日韓首脳会談を開催する方向で調整している。(太田成美、ソウル=武田肇

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