【兵庫】「今からあかんこと起きる。みんな顔伏せろ」30代の男性教諭、中1男子の腹殴る 加古川市

兵庫県加古川市教育委員会は16日、
市立中学校の30代の男性教諭が、1年の男子生徒の腹を計3回殴ったと発表した。
市教委は体罰に当たるとして教諭を指導。
生徒と保護者に謝罪し、兵庫県教委に報告した。

市教委によると男性教諭は10月中旬、授業が始まる前に、教室で生徒の右脇腹を左拳で1回殴った。
別の日にも1回ずつ腹を拳で殴ったという。
生徒にけがはなかった。

男子生徒が9月中旬から複数回、授業に出ず無断で保健室に行ったため、
教諭は「用もなく、頻繁に保健室に行くな」と注意。

生徒は「次に理由を言わずに保健室に行ったら、殴ってもらっていいです」と伝え、
教諭は「殴ることは体罰になる。そっちが言い出したことだから、それ約束な」と告げた。

10月にも生徒が無断で保健室に行ったため、
教諭はほかの生徒に「今からあかんことが起きるから、みんな顔を伏せろ」と言って教壇に生徒を呼び、殴ったという。

教諭は2010年と12年にも、体罰で懲戒処分を受けた。
同市内では今年10月にも別の教諭2人が体罰で懲戒処分を受けており、
小南克己教育長は「体罰事案が続けて起こったことは非常事態。再発防止を徹底する」とコメントを出した。

以下ソース:神戸新聞 2019/12/16 20:02
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201912/0012965309.shtml