副業で自作エアガン販売 主査を処分 フリマアプリで260万円売り上げ

福岡のうきは久留米環境施設組合が処分

 福岡県うきは市と同県久留米市でつくる「うきは久留米環境施設組合」(組合長=高木典雄うきは市長)は13日、副業などを禁じた地方公務員法に違反したとして、男性主査(45)を同日付で減給3カ月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。上司の事務局長(62)も管理監督不十分で文書訓告とした。

 同組合によると、主査は2017年1月から19年11月にかけて、部品や中古品を購入して製作したエアガンなど169点をインターネットのフリーマーケットアプリで販売し、約260万円を売り上げたという。勤務中にもスマートフォンで取引を行っていた。取引内容を同僚に話して発覚した。主査は「副業がいけないという認識がなかった」と事実を認めている。

 高木組合長は「市民に心からおわびするとともに、公務員としての意識を高めるため職員研修を行いたい」とコメントした。

 同組合は、うきは市久留米市田主丸町のごみやし尿の共同処理を行っている。(糸山信)

西日本新聞
12/16(月) 14:03
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