【景況】企業の物価見通し、1年後0.8%上昇 12月の日銀短観

日銀が16日発表した12月の全国企業短期経済観測調査(短観)での企業物価見通しによると、全規模全産業の1年後の消費者物価指数(CPI)の見通しは平均で前年比0.8%上昇と、前回9月調査(0.9%上昇)を0.1ポイント下回った。3年後と5年後は、それぞれ1.0%上昇、1.1%上昇といずれも前回と変化がなかった。

企業の販売価格の見通しは全規模全産業で1年後が0.6%上昇と前回と変わりなかった。3年後は1.0%上昇と前回と変わらず、5年後は1.4%上昇と前回から0.1ポイント上昇した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

2019/12/16 9:01
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL16HKY_W9A211C1000000/