【ベトナム】ベトジェット社長、「世界で最も影響力のある女性100人」で52位に[12/17]

ベトジェット社長、「世界で最も影響力のある女性100人」で52位に

経済誌フォーブス(Forbes)が発表した「世界で最も影響力のある女性トップ100(The World’s 100 Most Powerful Women)」の2019年版に、ベトナムの格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエアVJCのグエン・ティ・フオン・タオ社長(女性・49歳)が前年に続き唯一のベトナム人としてランクインした。タオ社長は前年の44位から順位を下げて52位となった。

 タオ社長は、VJCのほか地場系コングロマリット企業(複合企業)ソビコ(Sovico)や中堅民間銀行HDバンクHDBなど、様々な会社の重職を務めている。国内初・国内唯一の女性億万長者、また自ら起業した東南アジア地域初の女性億万長者であり、フォーブスによると2019年12月13日時点の総資産は27億USD(約2940億円)となっている。

 タオ社長は、フォーブスがこれに先立ち発表した「アジアで最も影響力のある女性」のトップ25にも乳製品大手ヌティフード(NutiFood)のチャン・ティ・レ社長(46歳)と共に選出されている。

 なお、「世界で最も影響力のある女性トップ100」は、資産、メディア露出度、影響力を指標として選出されている。

 2019年版の1位は9年連続でドイツのアンゲラ・メルケル首相。2位はフランスの政治家、弁護士で元国際通貨基金(IMF)専務理事のクリスティーヌ・ラガルド氏、3位は米国の政治家で第60代・第63代合衆国下院議長のナンシー・ペロシ氏となっている。

ベトジョー
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